2008年07月03日

シルクロード 天山南路の旅 クチャ

クチャはタクラマカン砂漠周辺のオアシス都市。
年間降雨量が60mmですが、天山山脈の雪解け水
で人々は暮らしています。

クチャでも、まずは遺跡めぐりとなりましたが、
クチャで何が良かったかというと、ウイグルの人々の
生の生活に触れられたことです。

《キジル千仏洞》
後漢から宋代にかけてできた石窟。
敦煌の莫高窟に匹敵する規模ですが、公開されているのは
その一部。莫高窟より壁画に動きがあって、わたしはこちらの
ほうが好きかな…

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ここで初めてドアなしトイレに入りました。
帰るまでにいくつものドアなしトイレに入りましたが
ドアがあったら、多分臭くて用が足せないと思いました。
ここではドアなしが理に適っている…笑。

《塩水渓谷》

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三蔵法師がインドに向かう途中に通ったとされるところ。
ほとんど水はなく、結晶した塩が白く残っています。
両岸の風化で出来た地形とともに独特の景観を
みせています。

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《クズルガハ烽火台》
2000年を経た今でも当時の姿をとどめています。
当時は狼の糞で烽火をあげていたとか。

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《クズルガハ千仏洞》
漢代から唐代にかけてできた石窟。
壁画の破損が激しい。

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ウイグル人のクズルガハ千仏洞の管理人さん親子。
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管理人さんが飼われているロバ。
もうすぐロバママに…

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《スバシ故城》
三蔵法師が立ち寄ったと伝えられています。

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現地ガイドさんに砂漠に生える植物(タマリスク、ラクダ草、
野生のスイカ)のレクチャーをうけました。

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これは野生のスイカ。大きさは直径2〜3cm。
ウイグルの人は、これを生のままお酒につけて
外用薬で使うとか…
なるほど、チンキですね!

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ちょっと目をやれば、おじいさんが馬を引いてる…
のどかだなあ〜

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そしてもっと目をやれば…オアシスです。
08.7.2oasisu.jpg

ウイグル人の村がありました。
女の子がロバ車の練習中。

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農村は日干し煉瓦の家ばかりです。
日干し煉瓦の家は中に入ると、とても涼しい〜
どうしてなのかな?

08.7.2kutyamura.jpg

こちらは馬車で移動中。
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街で特に目にしたのは、野菜や果物を
売っている人たちです。
トマト売り下

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スイカ売り下
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ハミ瓜売り下
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クチャでの夕食のひとコマ。
屋台でシシカバブー。
日本の羊と違って、全く臭みがありません。
美味しかった!!

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砂漠の植物、タマリスクの根っこを燃料で焼いて
いるそうな…

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Lサイズピザくらいのナン。
焼きたては格別美味しい〜

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トラサイというトマトのサラダのようなもの。
これも気に入って、旅行中、これをずっとリクエストして
食べていました。

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遺跡めぐりが終わった後は市内巡り。

《モスク》
ウイグルの人のモスクはちょっと地味目で
それが、とてもいい感じです。

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《クチャ博物館》
ここでまた夫婦のミイラを見ました。
ずっとずっと一緒で絆の深い夫婦です。笑。

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ウイグルの少年。
自らカメラのモデルになってくれました。
ありがとう!

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お手軽タクシー
子供達の通学にも使っているとか…

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こちらのナンは大きさが直径50センチはあろうか。
厚さはなく、おせんべいのようにパリパリで
これはものすごく美味しかった!!

08.7.3nan2.jpg

大きな餃子?インドのサモサみたいなもの。
これも美味でした。

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顔(え〜ん)飛び上がるほど酸っぱかったヨーグルト。
現地の人は、大量の砂糖と共に食べていました。
それをはじめに教えてよ!
このヨーグルト、便秘していたお腹にすぐ効きました。

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ここでの名物料理と言えば…ラグ麺。
うどんみたいで、日本人にはとても食べやすい料理です。

08.7.3ragumen.jpg

さてさて、今までの乾燥した大地は砂漠とは言わず、
ゴビタン(不毛の地)といいます。
本当のタクラマカン砂漠の砂をみたいと
ガイドさんに言ったら、砂漠が街に一部侵入してきている
場所に連れて行ってくれました。
ここを真っ直ぐ入った突き当りが

08.7.3sabaku2.jpg
タクラマカン砂漠です。
この土手を越えて向こうに行こうと思ったのですが、
足が砂にもぐって行けませんでした。
パウダーのようなそれはもうサラサラの砂でした。

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ニックネーム MIYU&NICOママ at 17:19| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
壮大な旅行記ですね!どのお写真も日本ではまず見ないものばかりで息を呑んでしまいました。

お料理もどれもすごくおいしそうですね。クチャという地名は初めて聞いたのですが、いろんな文化が融合しているんですね。食べ物もナンがあったりシシカバブがあったり、麺類もあったりと、バラエティに富んでますね。

こちら熱い地域だと思いますが、お料理は塩味が効いているものが多いのでしょうか。50センチのパリパリのナンのお写真を見て思ったのですが、こういう青いビニールに入れて渡してくれるんですね。すごく昔にエジプトに行ったときのことを思い出しました。

日本はなんでも包装過剰で厳重に包みすぎです。海外ではこういう風にビニールに簡単に入れて渡してくれて、これで十分ですよね。わーい(嬉しい顔)
Posted by さるんばママ at 2008年07月03日 22:48
雑誌るるぶにもないクチャ編。たぶん地球
の歩き方にも、ないような旅行記ですね。
ウイグル人の親子さん。オシャレで、服装
も洗練されているのが意外です。カメラの
モデルになってくれた少年のお二人も、
ごくごく普通の東洋の少年で、何の違和感
もなくて、あーやはりここはタクマラカン
のオアシス都市なんだなと思いました。
ロバを引くおじいさんは哲学者みたい。
のどかで、質素だけど豊かな生活なんで
すね。料理も、ギョッとする物やとんでも
ないって風でもなく、おいしそうです。
パウダー状の砂の先は、なんだか怖わそう
なトビラの向こう側を想像します。

Posted by キララまま at 2008年07月04日 13:57
本当に初めて耳にする地名のオンパレード。
ママさんは旅の最中にちゃんとメモを取っていらっしゃるのですか?
でないと、写真を整理する時に参考になるガイド本がなくて困ってしまいそう...

土手の向こうが砂漠・・・土手がないと蟻地獄のように砂に足がとられてしまうとしたら怖いですね〜
次回はいよいよ砂漠のお話かしら?
サソリとかサボテンなどの生物が登場かな〜(わくわく♪)
Posted by みみ at 2008年07月04日 23:20
さるんばママ様

すいません…わたしの自己満足の旅行記にお付き合いしていただきまして。
でも、こうやってまとめてみると、してきた旅を客観的にとらえることができてよかったとまた自己満足に浸っております。しばらくお付き合いくださいませ…笑。

さるんばママさんはエジプトに行かれたのですね!エジプトに行こうと思ったそのお気持ちはきっとわたしと同じ。そう思うと嬉しく思います。

料理は塩味よりスパイスでしょうか…でも、日本と同じようなあっさりスープもあるのですよ。

お土産もナンの袋みたいにも入れてくれるだけでした。でもこれでいいのですよね。包装紙は結局は捨ててしまうのだから。
帰ってきて少しばかし人生観が変わりました。物質にまみれてあれもこれも欲しいと思っている自分に??です。
Posted by MIYU&NICOママ at 2008年07月05日 18:15
キララまま様

旅に出る前は、ダイエットの旅もいいかな?なんて思っていたのですが、予想に反して食事が美味しくて痩せるどころではありませんでした。笑。

旅に出るなら辺境の地、バックパッカーみたいな旅をしてみたかったのですが、こちらも予想に反して快適な旅となりました。

アリ地獄?みたいで砂漠って怖いと思いました。月の砂漠♪、そんなロマンチックなものではなさそうです。
お世話になったガイドさんは以前、タクラマカンをラクダで旅に出た時、砂嵐にあって、細かい砂がナビに入って壊れて全く方向がわからなくなり、死を覚悟したそうです。
自然の前では、人間はちっぽけな存在になってしまうのですね。
Posted by MIYU&NICOママ at 2008年07月05日 18:39
みみ様

おっしゃる通り、メモはしっかり取りました。メモがなかったら、ここはどこ?みたいになりそうでした。笑。

まさにアリ地獄。まともに歩けませんでした。砂嵐の季節、春には、列車も飛行機も止まるそうです。黄砂は、ゴビ砂漠の砂だと思っていたのですが、ガイドさん曰く、タクラマカン砂漠の砂も日本まで飛んでいっているそうです。
タクラマカン砂漠がクチャの街、寸前まで押し寄せてきていることに恐怖でした。もっともっと車を走らせて遠くに行くものだと思っていたので。

次回は砂漠編ですが、可愛い動物が出てきますよ!
Posted by MIYU&NICOママ at 2008年07月05日 18:46
またまた、楽しそうです。
一枚目の写真は若い頃に行った大分の青の洞門を思い出しました。

ハミ瓜はどの様にして食べるのでしょうか?
そして、みなさんスマートですね。
うらやましい!
日本国内にこの地方の料理のお店があるなら、行ってみたいです。
Posted by ベスりん at 2008年07月06日 00:45
ベスりん様

まあ、大分にもそんな素敵なところがあるのですね!やはり仏教に関係があるのでしょうか?

ハミ瓜はスイカを食べるようにカットして食べますよ。
ウイグル族の女性は、中年過ぎると…なんですよ〜どこも一緒のようです。
Posted by MIYU&NICOママ at 2008年07月06日 21:31
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